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発表 2004/09/27

衝撃的な出来事があった

衝撃的な出来事があった。
例えば

 
今日も帰り際に創作日本料理の老舗『詩楽』に寄る。
料金は手ごろというほど安くはないが、私のようなサラリーマンが週に一度の贅沢にフラっとやって来れる程度にリーズナブルではある。

どこがどうというわけではない。ただどことなく、「いい店だ」と感じる。
最近ひいきにしている店だ。

客への思いやり、サービスといったものは本来「こういうことをしてますよ」と、アピールしていいものじゃない。
よくよく店内を観察してようやくそれと気付くものだ。
『詩楽』のスタッフはその辺りのことをよく理解している。こういうところが、このどことは言えない居心地の良さを演出しているのだろう。

「いらっしゃいませ。」

落ち着いた低いトーンの青年の声。
青憲君だ。彼は若さに似ず、大した技術を持つ『詩楽』の職人である。
また、客に対する気配りもよく心得ており、これから経験を積んでいけば技術、精神の両面で次世代の『詩楽』の看板を背負うことも間違いないだろう。
行く末が実に楽しみだ。

「今日はいつもより少し遅いご来店ですね。」

「ああ。残業が長引いてね。疲れたよ。」

「それではまず疲れに効く辛味のあるものでもお出ししましょうか。」

まだあどけなさの残る顔で微笑む。

「そうだね。それと、ビールを。今日は青魚で何かいいのはあるかい?」

「ええ。海がベタ凪ぎでしたからね。いいポイントで漁ができたようです。サバにアマダイ、オコゼなんてオススメですよ。」

「じゃあ、オコゼを貰おうかな。」

「はい。ただいま。」

この店はオープンキッチンになっていて、職人の技を間近で見ることができる。
私も含めて、この店に集まる食道楽たちはそれも目当てにやってくるのだ。
私は運ばれてきたビールと付きだしに交互に口をつけながら、その時を待った。

ほう。貝の刺身にインド風スパイスがこんなにも合うとは思わなかった。これは青憲君のアイデアだろうか。
なんだか嬉しくなってきた。

その時、傍のカウンター席に座っていた中年女性客が、普段彼女が乗っていそうな自転車の急ブレーキのような声で叫んだ。
なんなのだ?急いで頭をそちらに向け、女性客の視線を辿った。

その先には。
血の惨劇。
赤い祭り。
鉄分を含んだ空気の圧倒的な質量。

青憲君が制服の白衣を真っ赤に染めて、ズボンを膝まで下げたまま、まな板に乗せた自分のちんこを何食わぬ顔で捌いているではないか。

「あ・・・青憲君・・・一体、何を・・・。」

「少々、お待ちくださいね。ただいまお持ちしますから。」

また、例の微笑み。

オイイィィィ! イヤ、それ、まな板に乗せるもんじゃねーし!普通、捌くもんでもねーし!魚ですらねーし!

 

というくらい衝撃的だった。
何かってそりゃ言えねえよ。この情報を公にしたらロシア経済が破綻してしまうぜ。

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