日本の奇祭に潜入

ご覧のとおり、どこをどう見ても
乾燥祭り
以外の何ものでもない。

これは近隣の人々が乾燥したものを持ち寄り、そのカサカサ具合を愛でようという祭りである。
古事記に登場する食物の神、オオゲツヒメが貯蔵していた食物が腐ってしまって嘆いている人々の前に現れ「こういうふうに乾燥させて保存なさい」とポテチを下賜なされた（ピザポテトだという異説もある）ことからこの祭りが始まったのだと言われている。

今年の祭りにおいてもポテチ、ジャガリコ、スルメ、ビーフジャーキーなどの定番乾きものをはじめ、

乾ききった未亡人

林屋いっぺいの繰り出す乾いた笑い

女友達の俺に対するドライな態度

などの魅惑の乾燥物件の数々が出品され、場を和ませた。

乾燥祭りは今月末までの開催予定。ぜひ一度足を向けてみられてはいかがだろうか。